この土曜、日曜日は、亡き親父が乗っていた1979年式モンキーちゃんを復活するため、連日 朝から夕方まで整備してました。

腰が痛くなるは、昨日はあまりの暑さで


自分がぶっ倒れるかと思いましたよ 

こう暑くなってくると、お外での長時間作業は厳しいものがありますね 



長年にわたって生産されてきたモンキーちゃん 

私のモンキーちゃんのモデルは、

1979年式、 型式:Z50Jz-Ⅰ型、フレーム№:Z50J-140****

の 6Vモンキーです。


今回の記事は、キャブレターのオーバーホール編です。

備忘録的な意味もあって記事にしてます。ご容赦くださいませ 


キャブは、インテークマニホールドごと車体から取り外しました。

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この年式のモンキーちゃんについていたキャブはケイヒンの「PA03C」でした。

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小さなキャブ 
  おもちゃみたい 


フロート室を開けてみてビックリ 

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き、きれい 



変色したガソリン跡もなく、緑青(銅まわりの錆)もありません

ましてやフロートピンを押さえるプラスねじは、どう見ても新品です 


そう言えば 

親父がまだ生きている頃、病気で乗らなくなった親父のモンキーをいつか私が乗ると言っていたら、「モータースに言って、ちゃんと乗れるように整備しておいたから」と言ってた事を思い出しました。

その状態のまま、長い間 シートを被って納屋に保管されていたんです。


念のために、フロート、ニードルバルブをはずして、スプレー式のキャブクリーナをメインジェット、パイロットジェットに注入。 泡タイプのキャブクリーナーは、ジェットの管の中に長く残留し、これは便利です

時間をしばらく置いてから、エアガンでジェットの中を噴きました

ニードルバルブの先も細ってなく、このまま使用できそうです。

(本当は、パッキン、Oリングのゴム類ははずしてから作業しないとケミカル剤がつくと劣化する恐れがありましたが、はずす際にちぎれてしまう可能性が高かったので継続利用も視野に入れて、あえてはずしていません。)

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漬け置き用のキャブクリーナー液に漬け込む必要がなくなりました。 ラッキー 



それにしても、この頃のキャブは時代ですよね~。

メインジェットもパイロットジェットも、管がそのまま固定されていて交換できる仕様にはなっていません 

フロートも左右セパレートタイプでなく、一体式です(笑)

真鍮フロートでなくプラスティックなのが救いです(笑) 真鍮は錆びて穴が開いちゃうんですよね~。

今 見ると、笑えますね 


フロート室のゴムパッキンが経年劣化で少々やばそうなので、取り合えず新品を注文しました。

パーツが到着するまで、キャブが組み付けられず、スロットルバルブがブラブラのままでもよくないので、スーパーの袋に入れて、車体に結束バンドで仮止めしましたよ

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新品パーツが届きましたが、もしかすると今ついてるゴムパッキンが使えるかもしれないと思い、結局交換せずそのままキャブを組み付けました。

貧乏根性丸出しだす 
 ホイッ

これにて、まずはキャブレターのオーバーホール終了ざんす 





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