8年間放置していたセローちゃんの復活整備です。


前回の整備記事で、キャブレターを車体からはずした記事をUPしました 





15年物のキャブクリーナー原液タイプにジェット類他を一晩漬け込みました。


15年物 
  泡盛で言えば古酒(クースー)です。 上等さ~~

泡盛なら豊潤さが増すのでしょうが、この手のケミカル剤ではヤバイかな


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いつもは原液のまま使用して再利用するのですが、今回は何も考えずに缶の使用方法に書かれていたとおり、ガソリンと混合して使いました。


火気がないところとはいえ、一晩 ガソリンをそのまま放置してしまうのは精神的に非常によろしくないことに、あとになって気がつきました 


次からは、原液そのままで使用します。 はい。



<before> ドレンの底に溜まった劣化した古いガソリン痕が

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<after>  きれいになりました 

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ジェットはもともと詰まっていませんでしたが、さらにクリア。


青錆部分も除去されてます。


念のため、エアコンプレッサーのエアガンでエアを通します。


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漬け込む前にはずしておいたメインジェットのOリング。


変形してます(痩せてます)

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これも交換です 



そして何故かエアが通らないジェットが 

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なんだ?   このジェットは 




このジェットの意味がわかりません 


セローは歴代ミクニ製のキャブだと思うのですが、前に持っていた3RW4系のセローのキャブにはこんなジェットは使っていなかったと思います。



メインジェットの形はしていますが、凹部分の先が空いていない 





この強力なキャブクリーナー原液タイプで、穴が通らないはずないし 





で、いつもお世話になっているバイク屋さんに、ネットで検索できるヤマハのパーツリストの存在を教えてもらいました。


今まではパーツリストを入手しようものなら、結構なお金を払って購入しないといけなかったのですが、なんとヤマハさんはネットで誰でも無料でパーツリストを見ることができるようにしたみたいなんです。


ヤマハさん、えらい 
 





年式、車種OR 車体番号を打ち込むと、該当車種がでてきます。

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該当車種をクリックすると

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謎のジェットは「3G2-14231-00 ジェット、メイン(06)」。

部品番号の下2ケタが00も気になるし、普通ジェットだったら大きさによって()内は#○○で番号表示されるはず。


メインジェットで#番号がないし、メインジェットで使われているならある程度大きな穴が通っているので、これが詰まるとは考えられない。


ただの蓋 




どなたか詳しい人がいたら、この穴の開いていない謎のジェットの役割を教えてください 





また交換パーツが増えてしまいましたが、パーツが来たらいよいよ取り付けです。


元通りになるんだろうか 


  




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