昨日の記事の続きでんねん 


スコルパSY125用のリムとスポークを、兄弟車のTYSに移植する作業です。

後輪は、SY(チューブレス)のものがポン付けできるので、すでに移植済みです


昨日までの記事では、それぞれのバイクのリム、ハブ、スポークをバラバラにするところまでを書いてきました。

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今回は、TYSのハブとSYのリムをドッキングするところからです。

SYのリム、TYSのハブを置いて、SYのスポークを通していきます。

まずは、左側(ブレーキディスク側)から。

リムは、回転方向が決められているので、事前に右左がわかるようにカラーテープを貼っておきました。

ハブの下段からスポークをとおして、続いて上段のスポークも通します。

こんな感じ 

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バラす前にスポークを通す位置をメモっていたので、混乱することなく通せました

事前準備は大事やね





ニップルをつけていきます。

TYSのニップルの方がコンディションが良かったので、試しにSYのスポークに取り付けようとしたら、SYのスポークの方がわずかに太くTYSのニップルは回りませんでした。

よく見たら、TYSとSYのでは、ニップルの形状も長さも違っていました。

前日の記事で、TYSとSYのスポークの長さが違うことに触れましたが、TYSとSYのスポーク/ニップルには互換性がなく、それぞれのスポーク+ニップルの組み合わせで線長が同じになるようになっていました。


ちゅうことで、SYのスポークとSYのニップルの組み合わせで左側完了

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右側も同様にハブの下側からスポークをとおしていきます。

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で、右側もスポークをとおせました。

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この段階では、ニップルは軽くしめた程度っす。

ホイールバランサーにセットし、いよいよ問題の芯だし(ぶれ取り)です。

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実は二十数年前、スポークホイールのぶれ取りをやったことがあるんです。

その時は、ホイールバランサーとかも持っていなくって、車体に取り付けてやったんですが・・・。

教えてもらう人もおらず、適当にやったみたら、いくらやっても全然振れがとれず

結局 ギブアップして、お店に持ち込んだ苦い経験があったんです

なので、それ以降 ぶれ取りには手を出さず、今回のリム移植作業もなかなか重たい腰があがらなかったんですよね~~(^^;



ただ今回は、前回とは違いまんねん!!

ユーチューブ先生に教えてもらい 予習はバッチシ!!


ユーチューブ先生、先生によって違う事言ってるけど、イメージトレーニングはできました


ホイールバランサーにセットし、

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オフセット位置決め、横ぶれ取り、縦ぶれ取り

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あらかた横ぶれとったら、縦ぶれとって・・・。

あら、また横ぶれがひどくなって、修正したらまた縦ぶれが・・・。

ユーチューブ先生の言うように縦ブレは締めこんでばかりいってたら、まだゆるゆるのスポークがあったり、これ以上締めれないスポークもでてきたり






途中、気がつきました。

横ぶれだけでなく、縦ぶれも締めたり緩めたりしないとあかんのや

(当たり前の話やけど



地べたに這いつくばってスポークのぶれ取りすること4時間以上

最初の2~3時間近くは、さっぱりブレがおさまらなかったのが、最後の方になると   
 だんだん ニップルのまわし加減と、締める/緩める加減なんかがわかってきて、徐々にぶれがとれだしました。

気がつくと、お空は真っ暗。

いざ立ち上がろうとすると、同じ姿勢でずっといたもんだから、腰がイテテテテ・・・

首は寝違ったようになっちゃうし




こうして初日の作業は、時間切れで終了ざんす 



果たして、最後まで体が持つのかしら


(((゚Д゚)))ヒーーー