Michiruブログ

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2024年12月

セロー225WE セルがまわらない原因の確定診断

前回記事の続きがす




キャブをさわっている途中でしたが、エンジンに火を入れようとしてもセルが回らなくなりました。

セルON

スタータリレーからカチッと音がして、セルはまわらず・・・

セルのまわらない原因は?

スターターリレーからカチッと音はしているので、スタータリレーまで電気はきています。

・バッテリーの劣化(内部抵抗増)
・スターターリレーの不良
・セルモーターの不良

この3つが考えられます。

スタータリレーは、2017年10月 走行距離6300km程度の頃、同様な症状で一度交換しています。

もしスタータリレーの不良なら、現在走行距離が21500km弱なので、7年間15200kmでお亡くなりになったことになります。

s2024-12-09DSC_7524

またかぁ????

テスターで不良個所の確定診断しまひょ

赤枠がスタータリレーです。
s2024-12-24DSC01876a

バッテリーとスタータリレーは、直につながっています。

セルスイッチにより、リレー内の磁石で接点がつながり、セルモータに電気が流れる仕組み。

赤丸枠がバッテリーに直につながる端子。 青丸枠がセルモーターにつながる端子です。
s2024-12-24DSC01877a

バツ直の端子の電圧を測定します。
s2024-12-24DSC01878

12.69V。 正常です。

続いてセルモーターに電気を流す方の端子の電圧を計測します。

ここでイグニッションキーをONにし、テスターをあてたままセルモータースイッチを押します。

kanden_gaikotsu
ビリビリビリ

嘘です。(゚∀゚)アヒャ

でも、バツ直赤線につながっている端子とセルモーターに繋がっているもう片方の端子を、電気の通る金属で同時に触れちゃうと・・・

火花バシバシで、セルが回っちゃいますので注意しまひょ


スタータリレーはカチッと音はしているものの・・
s2024-12-24DSC01883

電圧がかかりません。

ハイ、またもやスタータリレーがお亡くなりになっていました。 南無ぅ ( ̄人 ̄) ちーん♪

なんちゅう根性のないスタータリレーや (`ヘ´) フンダ!!! 


スターターリレー交換決定です

部品を調べてみまひょ。

2024-12-25スタータリレーパーツリスト01

部品番号:4JG-81940-10 税込価格¥9119-・・・・

kanden_gaikotsu
あまりの値段の高さにビリビリなってしまいましたがな(((( ;゚д゚)))

こんなパーツが9千円オーバー

前回交換した7年前のお値段は、5千円オーバー程度の金額。


まったく同じパーツが、7年の間に倍近いお値段になっていました。

(パーツカタログの型番4JG-81940-10は、7年前の時点ですでに4JG-81940-12に改版されています。)


密林とかで売っている中華製のものなら2千円程度。 思わずポチしそうになりましたが、最低評価のレビューを見ると「速攻で壊れた」とかあるもんだから、泣く泣く純正品を手配することに。

ちょうどこの時期、Webikeさんで純正部品5%オフセールをやっていたのが、せめてもの救いでした。(このセールは12月19日迄で終了しています。)

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クリスマスはシャンパンで♪

メリ~~~クリスマス

我が家にサンタさんがきてくれましたよ~~
christmas_santa
今年のクリスマスプレゼントは

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「メアリー ステュアート キュヴェ ド ラ レーヌ ブリュット」

舌噛みそう・・(^^;

モエ・エ・シャンドンを購入するつもりでしたが、お値段の安いコチラにしちゃいました。(・∀・)



クリスマスディナーで・・・

カンパ~~イ

party_usagi

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シャンパン1本を空け・・・

ケーキと紅茶でしめましたよ。v( ̄∇ ̄)v
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KTMは破産じゃないよ! フェイクニュース・誤情報多すぎでしょ!

セローの修理記事の途中ですが、ちょっとお話は変わりまして・・

11月末頃から、バイク関連のWebニュースで「KTM破産!」の文字をよく目にするようになりました。

それに追随して、それを見た人達からも「KTMや傘下のGASGAS、MTVアグスタ他のバイクはどうなるの。」、「いやいや。 KTMジャパンから、今後も車輛、パーツのサポートは大丈夫と発表があったので、何も変わらないし問題ないよ。」・・・etc。

時間も経てばフェイク情報は淘汰されるだろうと発信はしませんでしたが、いっこうに減らない嘘情報のニュースが多くってあきれてしまいます。

2024-12-24ktmhp01

正しくは「KTM 経営難に伴い自主管理による法的再生手続きを開始!」です。

Webニュースでもっとセンセーショナルな要素を加えたいなら「KTM倒産! 法的再建手続きを開始!」 もしくは「KTM経営破綻! 会社更生手続きを開始!」 でしょうか。

「倒産」とか「経営破綻」という言葉は、法的な用語ではなく会社の状態をしめしたものです。

かたや日本国内における「破産」の意味は、法的な用語であり、法人の場合は消滅を意味します。


前述の誤情報の根源は、「破産」と「倒産」の違いを理解していないことです。

KTMの本丸はオーストリアです。

もともとの発信元では、ドイツ語もしくは英語で書かれているものと思われます。

オーストリアにおいて、法的に「破産」と「倒産」の単語の言い分けがされているかどうかはわかりませんが、日本国内で和訳する場合は、明確に「破産」と「倒産」の意味を理解したうえで報道/発言すべきです。

「破産」とは、債務を支払うことができない状態になった会社を清算する手続き。会社について破産手続きをすることにより、会社は消滅し、同時に会社の債務も消滅します。

ようは破産手続きをすれば会社がなくなっちゃうってことです。 なので「破産して同一会社を再建する」っていうこと自体がありえず、とてもおかしい文脈なんです。

kaisya_tousan_man
ニュースソースでは、「自主管理による法的な自主再建手続きを申請した。」ともあります。

日本国内の法律では、経営破綻会社の再建をおこなう場合、「民事再生」と「会社更生」2種類の手続きがあります。

何度も書きますが、破産は会社の清算を目的とする手続きであること、民事再生、会社更生は会社の再建と目的とする手続きであることです。

民事再生は民事再生法に定められ、会社更生は会社更生法に定められた日本の法律なので、詳細は割愛します。 (KTMのあるオーストリアとは法律が違うため)


ということで、KTMは破産していません。(現状では・・(^^;)

ただ「会社再生手続きだけなので、ユーザー側は何も変わらない」と言い切るKTM、KTM関連企業や、それを鵜呑みにした人達もいるようですが・・。

債権者の意向や経営の効率化から利益率の低いビジネスの撤退、リストラ等 今後の経営方針が大きく変わる可能性が高く、従来ビジネスの変革を取らなければ株主、債権者の理解を得られるはずがありません。こればかりはこの先どうなるかはわかりませんが、”ユーザー側はなにも変わらない”という意見は、稚拙だと個人的に思います。

まともな経営者なら、赤字部門、コストメリットのあまりないビジネスは撤退もしくは売却をはかるでしょうし、大規模のリストラもおこなうしかないでしょう。

なので、ユーザーを取り巻く環境は、今までと変わらないというのは、ちょっと呑気な話かと思います。


以前何かでみた記事ですが、「日本国内における会社再建手続き(民事再生/会社更生)後、3年後存続した会社は3割弱。」だったように思います。

再建手続きをおこない、債権者への債務圧縮、支払期日の延期等々をはかったものの、その後3年のうちに7割の会社が破産もしくは清算したということです。

数字等、うろ覚えなので間違っていたらご容赦ください。


自主再建できるか否か、現経営陣の今後の打ち手次第でどうなるか?

今までどおりのことをやってちゃあ本当に破産するかも・・。

しらんけど。
 

セロー225WE 「また壊れた・・」

前回記事の続きでがす。

前回記事では、パイロットスクリューとニードルバルブ/バルブシートの交換、簡易油面調整をおこないました。

それでは、実油面を計りまひょ

とはいっても、キャブスタンドも持っていないので、手で保持して計測します。

なので簡易油面に毛をはやした程度の油面確認ですね。(^^;ダハハ

油面調整後はエンジンに火をいれるつもりなので・・

・エアエレメントの装着。

<before>
03-s2024-11-25DSC01720

<after>
洗浄後、オイル塗布
20s2024-12-06DSC01806


・補充電しておいたバッテリー装着
21-s2024-12-07DSC01808


よしっ

それでは、実油面をはかってみまひょ。
25-s2024-12-06DSC01777

フューエルコック ON
26-s2024-12-06DSC01779

 ( *゚ェ゚)ン?

低いですね。

フトートチャンバーを開け、フロートの調整版を微修正。

27-s2024-12-06DSC01785

いい位置にきたかと思いましたが・・・

(補足)
*セロー225WEの実油面は、チャンバー合わせ面の+1.5mm。
s2024-12-22DSC01866

*ネット上では、「(車種関係なく)実油面の測定は、チャンバー合わせ面に合わせましょう」とフェイク情報を流す人が散見されます。

車種ごとにメーカー指定値は違うので、こんな与太情報には騙されませんようにしまひょ

合わせ面 下(マイナス)mm指定の車種に、実油面をチャンバー合面にあわせたらオーバーフローしちゃう可能性もありますよね。(^^;


話しをもどして・・

キャブを保持する角度が少しでも変わったら、簡単に実油面の高さが変わってしまいます。

メーカーの指定する保持角度もわからないので、ほんとうに私の実油面確認は適当です。

なので、いい位置に来たと思ったものの、その後何度かキャブを保持する高さをかえて計測してみました。 すると本来 どこの高さにきても保持する角度さえ同じなら実油面は同じ高さにならないといけないはずなのに、実油面が高くなったり低くなったり・・・ε=ε=(;´Д`)

調整版は触っていないのに・・。

??????  (。>ω<。)

キャブの通り穴は、全部スプレータイプのキャブクリーナを吹いたあと、入念にエアブローしてるし・・。

フロートの動きが悪いぐらいしか思いつきましぇん。

交換したキースター製のニードルバルブ/バルブシートがあやしい・・ (;¬д¬)アヤシイゾ


とりあえずこの状態でエンジンに火を入れてみることにします。

・キャブレターを車体に装着
23-s2024-12-20DSC01830

24-s2024-12-20DSC01827

チョークをひき、半年以上ぶりにセローちゃんのセルスイッチ・オン

キュルルル・・

初爆なし。

再度セルスイッチ・オン

キュルルルルルル・・

かからんやんけ!! (*`Д')


補充電したばかりのバッテリーが逝きそうなので、ちょっと時間を置いて・・

セルスイッチ・オン

カチッ  

セルがまわらないぞ(((( ;゚д゚)))

バッテリーがもう放電してしまったの???

いやいや、これはもしかして・・

再度チャレンジ。

カチッ

カチッ音の出元は、スタータリレーでした。
21-s2024-12-07DSC01808a

あ~~た! 2017年10月 走行距離6300km程度の頃、同様な症状で交換したばかりやん。

現在走行距離が21500km弱なので、7年間15200kmでお亡くなりになったことになります。

ちょっとこのスタータリレー、根性なさすぎちゃう


ちゅうことで・・・

またまた別のものが壊れちゃいました。

あたい、なにかに憑りつかれているんやろうか? 

チーンd

バッテリーの劣化による内部抵抗増も考えられることから、後日再度補充電をおこなったあとにセルをまわしてみましたが、スタータリレーからカチッと音がするだけで、セルはまわりませんでした。 

セルがまわらない原因。 前回同様 スターターリレーの不良の他、バッテリーの電圧不足や、セルモーターのブラシがなくなっている可能性もあるので、後日テスターをあててみまひょv( ̄∇ ̄)v


セロー225WE キャブレター スロットルバタフライバルブのお話

セロー225WE キャブレターオーバーホールのお話の続きです。

パイロットスクリューアッセン(パイロットスクリュー、スプリング、ワッシャ、Oリング)交換、ニードルバルブ/バルブシード交換、簡易油面調整をおえましたが・・

01-s2024-12-06DSC01770a

なんか変

気のせいかスロットルバタフライバルブを回す円盤(アクセルワイヤーを取り付けるところ)の回転が軽くなっている気が・・(((( ;゚д゚)))

02-s2024-12-06DSC01772b

以前 キャブのオーバーホール時にも同様なことが起こってしまいました。

その時は、いつものバイク屋さんに持ち込んで、スプリングの位置がずれていた事が判明。

その後もキャブをバラした際に同様なことがあったんですよね~。

円盤の部分をはずしてスプリングが動いたのならわかるんですが、毎回 円盤もスプリングも取り外し等やっていないんです。

直接触っていないんですが、キャブのどこかに力を加えた際にスプリングの止め位置がずれたんでしょうね。 不思議~~(^^;

スプリングの止め位置。

フック部分は、こちらで間違いなし。↓赤丸の部分。

03-s2024-12-06DSC01772a

スプリングの起点となるもう片方。
04-s2024-12-06DSC01776a

そうそう。こちら側が正規の位置から外れてここまで動いたのは覚えています。

ただ、どこに収まっていたのか記憶がない・・・(´;ω;`)

キャブ側を凝視したものの・・・

わかりましぇ~~~ん


困った時は・・・

あられちゃん2


着きました。(・∀・)

rsサンデーさん01

すいません。 銭にならない客がまたまた来ちゃいました・・(^^; ゴメンチャイ

「このバタフライバルブのスプリング。 スプリングの起点部分がずれたんは間違いないんやけど、もともとどこに収まっていたんでしたっけ???」

店長さん、しばし現物を眺めるも思い出せず、店の奥にあったご自身のセローちゃんを表まで出してくれて・・・

「michiruさん、ココです。ココ!!」

助かりました~~~~(*゚▽゚*)

お家に戻り作業再開っす。

円盤をとめているナットをはずし・・
06-s2024-12-06DSC01789a


白い樹脂製のワッシャ?もはずします。
07-s2024-12-06DSC01790a

いったんスプリングを取り外し、スプロングの奥側の端を↓の位置に!
08-s2024-12-06DSC01793a

なんと、スプリングの奥側の端のピンが、正規の赤丸の位置からスッポ抜けて、上側の後方のデッパリまで半回転以上ずれていたんです。Σ(´д`;)

樹脂製ワッシャーをスプリングの上に戻し、円盤も取り付けて・・

あとは手前側のスプリングの端をフックにかけるだけ。

狭い部分の作業なので、スプリングフックを使うより 細いワイヤーをプライヤでひっぱってフックをひっかけてやった方が簡単だったのだけは覚えていました。(^^;

09-s2024-12-06DSC01795a

もとどおりになりましたよ。(・∀・)
10-s2024-12-06DSC01797a

ぜんぜん作業が先にすすみません。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


あっ、この記事を書いている今!  この画像を見て気になる箇所が!!

バタフライバルブの下側の吹き抜けのような跡。

スロットルバルブを全閉の状態で、向こう側にスマホのライトを置いて照らしてみました。

s2024-12-21DSC01847

スロットルバルブの下側

スマホのライトの光が漏れてます。

バタフライバルブの密閉不良  いやいや、これ位の隙間はあっていいもの

このあたりは経験値がないので、わかりましぇん('A`|||)


アイドリング不調の原因は、パイロットスクリューのOリング劣化によるスクリュ部からの2次エアの吸い込みが原因とアタリはつけているのですが・・

とりあえずスロットルバルブとバタフライシャフトをとめているプラスねじを緩めて調整してみようとしましたが、プラスねじをなめそうだったので・・


見なかったことにしとこうっと (゚∀゚)アヒャ

-まだまだ続くよ どこまでも-
senro


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