前回記事の続きです。
【現時点での症状】
始動性、いたって良好。
走りはじめの30分~1時間弱までは、アイドリング、低回転から高回転までいたって良好。
それ以降、交差点等で一旦停止後、再出発しようとすると、パスパス・・、さらにアフターファイアー。
坂道も登らなくなり、アフターファイヤー連発し、アクセルを戻すとエンジンストール。
キックしてもエンジンもかからなくなる。
走行を中止しエンジンを冷やすとエンジン再稼働するも、上記症状再発。
【不具合対策の経緯】
1.今までの対応(2017/4~2020)
<燃調系>
・キャブレターO/H・・キャブクリーナー(原液タイプ)漬込み等
・パイロットスクリュー・・絞り
<吸気系>
・エアクリーナー関連・・NTB製エアフィルター新品に交換。エアクリーナーボックスのつなぎ目に液体パッキン塗布
<点火系>
・エンジンプラグ新品交換
・プラグの焼け確認:燃調良好の焼け方
・プラグの点火確認:プラグを外し、シリンダーに当てキック。強い火花確認。
<負圧系>
・燃料コックON、キャブレタードレン開放でガソリンが落ちてくるか確認。→正常
<パーコレーション対策>
・インシュレーター、ガスケット、インテークマニホールドOリング 新品に交換
<その他>
・タンク内の錆取り・・花咲かGタンククリーナーでタンク内の錆取り
2.今回の対応(2021/12)
当初 パーコレーションを疑っていましたが、パーコレーションでないことが判明。
(1)2021/11/26~11/29 キャブレターO/H
(2)11/29 エアクリーナー交換・・社外製から新品純正品に交換。
(3)12/07 タンクキャップのエア通し
・・エアの抜けの悪いタンクキャップの通気口にエアを通し、パッキンも交換。
→試走中、タンクキャップの詰まりによるガソリン流量減少の可能性確認。
(4)12/13 マフラーの排気漏れ補修
(5)12/14 タンクキャップ交換・・新品のタンクキャップに交換
(6)12/14 油温計装着
(7)12/15 フューエルコック交換・・新品に交換
(8)12/16 点火時期の確認
以上 前回までの記事内容でした。
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以下 今回更新分です。
症状から考えられる順番に要因を潰していきましたが、残るはコンデンサかあ!?
この辺りはもう経験ないっす (TДT)
この辺りはもう経験ないっす (TДT)
店長~~~!!
いつもお世話になっているバイク屋さんに、今までの経緯も話して相談してみると・・
「michiruさん、それって ”ほにゃらら” が原因かもしれませんよ。」
えっ!! Σ(=゚ω゚=;) ”ほにゃらら”!?
後日、注文していた ”ほにゃらら” が届きました。
イグニッションコイル!!
前回記事で使用した、あたいのへたくそな図。
コンタクトブレーカーで発生した電流を高電圧に増幅してプラグに伝える装置。
経験豊富な店長さんによると、「昔のバイクは、熱でイグニッションコイルが不具合を出すことが多かったんですよ。」
Σ(・ω・ノ)ノ おおお、そうなのね。
今までの不具合の症状が、これですべて腑に落ちました。
エンジン始動、アイドリング、走行して間もなくは好調なのに、熱を持つとエンジン不調。
プラグの焼け具合が、薄い症状でない。
なによりも、マフラーの排気漏れで書いた記事の内容!!
このくだり。 排気漏れが今回の不具合と関係していたんじゃあなくって・・
>「マフラーから排気漏れして、カーボン交じりの真っ黒の水だかガソリンが、クランクケースを汚してしまいます。」
これ! これ!
排気漏れ部分から、<カーボン交じりのガソリン>!
エンジンまでは燃料がちゃんと流れていて、イグニッションコイルの不調によりプラグ失火。そしてそのままマフラーまでガスがきちゃってて、アフターファイアーを起こしたり、排気漏れ部分からガスが漏れ出たりしていたって事だったんでしょうね。
イグニッションコイル!!
前回記事で使用した、あたいのへたくそな図。
コンタクトブレーカーで発生した電流を高電圧に増幅してプラグに伝える装置。
経験豊富な店長さんによると、「昔のバイクは、熱でイグニッションコイルが不具合を出すことが多かったんですよ。」
Σ(・ω・ノ)ノ おおお、そうなのね。
今までの不具合の症状が、これですべて腑に落ちました。
エンジン始動、アイドリング、走行して間もなくは好調なのに、熱を持つとエンジン不調。
プラグの焼け具合が、薄い症状でない。
なによりも、マフラーの排気漏れで書いた記事の内容!!
>「今回の不具合(オーバーヒート!?)とは、なんら関係ない作業でしたが・・。
これが、今回の不具合と大きく関係していた事を後になって知るのでありました・・とさ (||゚Д゚)ヒィィィ!」
>「マフラーから排気漏れして、カーボン交じりの真っ黒の水だかガソリンが、クランクケースを汚してしまいます。」
これ! これ!
排気漏れ部分から、<カーボン交じりのガソリン>!
エンジンまでは燃料がちゃんと流れていて、イグニッションコイルの不調によりプラグ失火。そしてそのままマフラーまでガスがきちゃってて、アフターファイアーを起こしたり、排気漏れ部分からガスが漏れ出たりしていたって事だったんでしょうね。
やっと謎が解けました~~ヾ(´ω`=´ω`)ノ
ちゅうことで・・。
さっさとイグニッションコイルを交換しちゃいまひょ。
(9)12/20 イグニッションコイル交換と試走
サイドケースをはずし、
シートもはずします。
フレームの下にイグニッションコイルがぶら下がっています。
プラグキャップを半時計まわりにまわして、プラグケーブルから抜きます。
バッテリーケースもはずし、イグニッションコイルの取付ボルトのナットもゆるめ・・
問題のイグニッションコイル。
新しいイグニッションコイルに交換するだけです。
「KITACO イグニッションコイル タイプB」を使用。 ポン付できました。(・∀・)
さっそく試走してきまひょ


いつもの車の往来の少ない広域農道をトコトコ・・。
好調っす!
途中、途中で、パイロットスクリューの微調整。
小一時間走り、ちょっとここで休憩っす。(*'-'*)
無人駅では、アンパンマンとバイキンマンがお出迎え ('▽'*)ニパッ♪
w(゚o゚)w オオー! 特急がものすごい速度で通過していきました。
カーブのところは、軌道が傾斜しているんですね。.....φ(・∀・*)なるほどぉ.…
誰もいない駅舎のベンチで・・
飲んでますよ (゚∀゚)アヒャ
ココアがなかったので、カフェオレで・・(* ̄∇ ̄*)
あれだけ絶不調だったモンキーちゃん。
100kmほど走行しましたが、ご機嫌が戻りました~~~v( ̄∇ ̄)v
やっと直りました・・ε-(´∀`*)ホッ
これも経験豊富な店長さんのおかげです。
このバイク屋さんは、こちら。
フレーム修正もできますよ。(^_^)
RSサンデーさん
最後までお読みいただいて、ありがとうございました•͙‧⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺‧•͙‧⁺
<後記>
不具合の直接の原因は、イグニッションコイルの不良でしたが、タンクキャップの詰まりによって燃料の流れも悪くなっていました。
いままでマグネトー点火のバイクをいじったことがなかったので、今回の不具合はとてもお勉強になりました。
今回は、イグニッションコイルの不良でしたが、コンデンサの不良でも同様のことが起こるので、新品パーツを手配してストックしておこうと思います。
いずれにせよ、これでおサルさん 絶好調っす!!v( ̄∇ ̄)v
*12/22からアップを始めたこのシリーズの記事は、ブログに公開する前にすべて作業も終了し、記事も書き終わっていました(下書き保存)。
記事に対していただいたコメントを拝見してからの作業及び記事内容ではありません。
なので、もし不愉快に思われた方がいらっしゃいましたら、他意のないことをご理解いただけたらと思います。
これは私もいい勉強になりました(笑)
ありがとうございます。
私のワンちゃんも注意しておいた方が良さそうですね。
michiru_photo
が
しました