今回でエアゲージの校正のお話は最終回でやんす
前回記事では、「トライアル用低圧ゲージ -日進計器-」の校正(修正)作業をアップしましたが、今回は もう1個のトライアル用低圧ゲージを校正しまひょ。
このゲージ。かってトライアルの製品を中心に販売されている”ぱわあくらふと”さんのブランド”力造”のゲージとして販売されていたもの。
前回記事で紹介した日進計器製 低圧用ゲージの測定値に狂いがでてきたので、あらたにこれを買いなおしたました。
と、いっても、20数年以上前のこと(^^;
日進計器製のものより+0.06~0.08kg/cm²程 高いエア圧を示していましたが、これもまた正確なゲージより 低い計測値を示すようになっていました。
では、分解しまひょ。
裏蓋と本体部を引き離すのには裏蓋の二つのネジを外せばいいだけなのですが、前面のケースが圧入されていました。
このエアゲージ、分解を前提とした作りではないのは明白・・('A`|||)
”使い捨て”前提なんでしょうね。


ピックツールや、ドライバーの先で前面ケースの”ふち”をおこそうとしますが、ビクともしません(/TДT)/
かくなるうえは・・
万力にはさみ・・・
前面ケースの”縁”に貫通ドライバーの先を当て・・・
ガン! ガン! ガン!!
こんな事を書くと、わざわざ末尾に注意書きをしているにもかかわらず・・
「精密機器にこんな衝撃を与えるなんて、やるべきじゃあない!!」って、コメントがくるんよね~~。
そんなことはわかってますよ。 どうせ使い物にならなくなったエアゲージ。 このままでは捨てるしかないので、少しでもどうにかなるようなら と、自己責任の範囲でやっていること!
こういう事を気にしだすと、ブログを続ける気が失せてしまうので、この記事もコメ欄は閉じています。
前面ケースは、はずせましたが・・
前回記事の日進計器製のものは、ケース下部の接続ホース/パイプ部の部分が”コの字”になっていて、本体部とケースが分離できたのですが・・
力造ゲージは、ケース下部の接続ホース/パイプ部の部分が”ロの字”になっていて、このままでは本体部とケースが分離できません・・('A`|||)
↓の画像は、分解後に撮影。
本体部と接続パイプ部を引き離すしかないので・・
接続パイプ部をバイスグリップでつかみ、ねじを緩めました。 (・∀・)
少々 パイプの外側に傷がついても しゃあないっす(^凹^)ガハハ
言っときますが、パイプに傷がつこうが変形しようが、エア圧には関係ないですからね。
分解でき、本体部とケースが分離できました。
ちなみに力造ブランドのゲージですが、圧力計は東京の長野計器(株)製の圧力計が使用されていました。
再度、ケースが分離できた本体部と延長パイプ/エアチャックを組み付け、あとは校正作業っす。
校正作業のやり方はこちら。
↓
<正>の測定値とあわせるようにブルドン菅を少しづつ修正して、あとは元通りに組み付けて作業完了っす!
圧入されていた前面のケース(蓋)は、ウオーターポンププライヤーで圧入っす
これで、昨年購入し正しい計測値の"モンスタースポーツ”のエアゲージと自分では校正不可能な中華製エアコンプレッサー以外のアナログ・エアゲージ4個の校正(修正)ができました~~v( ̄∇ ̄)v
さらに、今回の作業や情報収集してわかったこと。
一般の車/バイクのエアゲージは、高級製品以外に安価な普及型のエアゲージがいろいろ販売されていますが、現在 トライアル用の低圧ゲージ(max 1.00kg/cm²=max 0.10MPa)は、エトスから販売されているものか海外製のJITSEAのものしか見受けられません。
前回記事でとりあげた日進計器製圧力計を使ったエアゲージも、今回記事の力造(長野計器)エアゲージも圧力計の接合ネジ(おねじ側)は、R1/4(テーパーねじ)のようです(長野計器製のものはもしかするとG1/4(平行ねじ)かもしれません)。
昔からトライアルをやっていた方なら、前者の日進計器製圧力計を使ったエアゲージは、たしかMITANIさんも同じものを扱っていたと思うので、お持ちの方も多いかと思います。
あらたなエアゲージを購入しないでも、今までの計器は捨てず、頭の圧力計だけ交換する方法もあります。
"モノタロウ”で、「R1/4」&「~ 0.10MPa」の圧力計が2千円前後で入手できます。(右下精機製造、山本計器、長野計器etc ・・)
あたいの場合、これからトライアルするかどうか微妙なのでアレですが、2個の低圧用ゲージの内 一個は圧力計の部分だけ交換するのも”アリ”かなあと (・∀・)
知らんけど。
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前回記事では、「トライアル用低圧ゲージ -日進計器-」の校正(修正)作業をアップしましたが、今回は もう1個のトライアル用低圧ゲージを校正しまひょ。
このゲージ。かってトライアルの製品を中心に販売されている”ぱわあくらふと”さんのブランド”力造”のゲージとして販売されていたもの。
前回記事で紹介した日進計器製 低圧用ゲージの測定値に狂いがでてきたので、あらたにこれを買いなおしたました。
と、いっても、20数年以上前のこと(^^;
日進計器製のものより+0.06~0.08kg/cm²程 高いエア圧を示していましたが、これもまた正確なゲージより 低い計測値を示すようになっていました。
では、分解しまひょ。
裏蓋と本体部を引き離すのには裏蓋の二つのネジを外せばいいだけなのですが、前面のケースが圧入されていました。
このエアゲージ、分解を前提とした作りではないのは明白・・('A`|||)
”使い捨て”前提なんでしょうね。



ピックツールや、ドライバーの先で前面ケースの”ふち”をおこそうとしますが、ビクともしません(/TДT)/
かくなるうえは・・
万力にはさみ・・・
前面ケースの”縁”に貫通ドライバーの先を当て・・・
ガン! ガン! ガン!!
こんな事を書くと、わざわざ末尾に注意書きをしているにもかかわらず・・
「精密機器にこんな衝撃を与えるなんて、やるべきじゃあない!!」って、コメントがくるんよね~~。
そんなことはわかってますよ。 どうせ使い物にならなくなったエアゲージ。 このままでは捨てるしかないので、少しでもどうにかなるようなら と、自己責任の範囲でやっていること!
こういう事を気にしだすと、ブログを続ける気が失せてしまうので、この記事もコメ欄は閉じています。
前面ケースは、はずせましたが・・
前回記事の日進計器製のものは、ケース下部の接続ホース/パイプ部の部分が”コの字”になっていて、本体部とケースが分離できたのですが・・
力造ゲージは、ケース下部の接続ホース/パイプ部の部分が”ロの字”になっていて、このままでは本体部とケースが分離できません・・('A`|||)
↓の画像は、分解後に撮影。
本体部と接続パイプ部を引き離すしかないので・・
接続パイプ部をバイスグリップでつかみ、ねじを緩めました。 (・∀・)
少々 パイプの外側に傷がついても しゃあないっす(^凹^)ガハハ
言っときますが、パイプに傷がつこうが変形しようが、エア圧には関係ないですからね。
分解でき、本体部とケースが分離できました。
ちなみに力造ブランドのゲージですが、圧力計は東京の長野計器(株)製の圧力計が使用されていました。
再度、ケースが分離できた本体部と延長パイプ/エアチャックを組み付け、あとは校正作業っす。
校正作業のやり方はこちら。
↓
<正>の測定値とあわせるようにブルドン菅を少しづつ修正して、あとは元通りに組み付けて作業完了っす!
圧入されていた前面のケース(蓋)は、ウオーターポンププライヤーで圧入っす

これで、昨年購入し正しい計測値の"モンスタースポーツ”のエアゲージと自分では校正不可能な中華製エアコンプレッサー以外のアナログ・エアゲージ4個の校正(修正)ができました~~v( ̄∇ ̄)v
さらに、今回の作業や情報収集してわかったこと。
一般の車/バイクのエアゲージは、高級製品以外に安価な普及型のエアゲージがいろいろ販売されていますが、現在 トライアル用の低圧ゲージ(max 1.00kg/cm²=max 0.10MPa)は、エトスから販売されているものか海外製のJITSEAのものしか見受けられません。
前回記事でとりあげた日進計器製圧力計を使ったエアゲージも、今回記事の力造(長野計器)エアゲージも圧力計の接合ネジ(おねじ側)は、R1/4(テーパーねじ)のようです(長野計器製のものはもしかするとG1/4(平行ねじ)かもしれません)。
昔からトライアルをやっていた方なら、前者の日進計器製圧力計を使ったエアゲージは、たしかMITANIさんも同じものを扱っていたと思うので、お持ちの方も多いかと思います。
あらたなエアゲージを購入しないでも、今までの計器は捨てず、頭の圧力計だけ交換する方法もあります。
"モノタロウ”で、「R1/4」&「~ 0.10MPa」の圧力計が2千円前後で入手できます。(右下精機製造、山本計器、長野計器etc ・・)
あたいの場合、これからトライアルするかどうか微妙なのでアレですが、2個の低圧用ゲージの内 一個は圧力計の部分だけ交換するのも”アリ”かなあと (・∀・)
知らんけど。
*注意
何度も書いていますが、新しい正確に計測できるエアゲージは購入済みです。
それまで使っていたエアゲージを、捨てるぐらいならと、今回 このような事をやっている次第です。
今回のやり方は、トライアルをやってた頃、知り合いのIAライダーがやっていたやり方を真似しました。
当時のトライアルのトップライダー(IAクラス)の中では、ちょっと知られた裏技だったかと記憶しています。
ど素人のあたいの記事。 どこまで正しいかは???です。
いちいち文句をつけないで、あたたかい目でみてくださいね。
真似してゲージを壊しても、あたいは責任を持ちませんので、あしからず。 (゚∀゚)アヒャヒャ
一番確かな方法は、お金を払って メーカーに校正に出すか、新しいエアゲージを購入することだす

<この記事のコメ欄は閉じています>
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