前回記事の続きですが、今までのおさらい。v( ̄∇ ̄)v

・3年前にヘッドライトの黄ばみ対策で施工した2液ウレタンクリアが剥がれてきました。

・今年の7月。施工済みのウレタンクリアを研磨ではがし、再塗装することに。

・密着性を高めるためミッチャクロンを使用したところ、ポリカーボネートが溶け一部白濁が発生。

・続けて白濁部にウレタンクリアを厚く吹いたところ、ちぢみが発生(右側ライト)。

・2ケ月後の今年9月。 ちぢみが発生した右側ライトのみ、2液ウレタンクリアを再塗装することに。

・ミッチャクロンは使用せず。 ただ脱脂のためのシリコンオフによって、一部ポリカーボネートが溶けて、研磨傷が透明になったような跡がみられました。 4回ウレタンクリアを吹き、綺麗に仕上がったと思いましたが、3時間後に雨が降り出しました。(TДT)


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ここまでが、前回記事の内容でした。


さて、いよいよこのシリーズも今回が最終回です。

雨がやんだあとの状態です。
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今回再塗装した右側ライト。 見た目は綺麗ですが、表面をなぞるとザラザラしています。

ウレタンクリア塗装時にほこりが付着した可能性もありますが、やはり塗装直後の雨降りが影響したように思われます。

出来が良ければ、仕上げ研磨はズボラするつもりでいたのですが・・・(;´Д`)

液体コンパウンドだけだと、このザラザラは取れないだろうなあ・・・('A`|||)

ちゅうことで、#1500と#2000のアブラロンパッドを用意。

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右側だけでよかったのですが、7月の施行時 左側も塗装後は仕上がり研磨していなかったので、とりあえず 左右とも#2000のアブラロンパッドで軽く磨いてみました。
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OKです。 表面のザラザラがとれました。

あとは液体コンパウンドで最終研磨。
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なんとか、恥ずかしくない程度に落ち着きました。(^^;


【まとめ】

1.2液ウレタンクリ層の剥がれの原因 

(1)密着性が決していいとはいえないポリカーボネート素材がゆえ、3年程度しか持続しないのか?

(2)下地作りに不備があり密着性が低下したのか!?
   ⇒シリコンオフの使用によって、#800で足付けした下地が溶けて凸凹が薄くなっていたのか!?


2.密着不良を招かないための下地作り!

(1)ポリカーボネートの研磨は、粗い方が密着性が増すが、粗すぎるとウレタン塗装後にも研磨跡が残る。 下地作りの最終研磨は、研磨跡が残らない程度の#800あたりがいいように思います。

(2)シリコンオフ、ミッチャクロンは、ポリカーボネートの素材を溶かす可能性が高く、せっかくの研磨で作った凸凹を薄くするので、使用しない方が無難。
(脱脂は中性洗剤を希釈した水で。)


*注)本記事内容は、素人のあたいが書いたことなので間違っているかもしれません。 一切責任は負いませんので、あしからず~~~(・∀・)