前回記事では・・

キースター燃調キットに入っていたニードルバルブ/バルブシートに交換したものの、油面の高さが不安定になるので、今まで使用していた純正のものに戻すことにしました。
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前回記事の続きです。

こうなると、キースター製に交換したパイロットスクリューもちょっと不安・・('A`|||)

もともと今回のキャブレターのオーバーホールは、アイドリングの不調に端をはっしたもの。

スロージェットの詰まりも見られず考えられるのは このパイロットスクリュー。
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プラグの状態です。
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混合気が薄そうです。

パイロットスクリューのOリングが痩せてしまって、ここから2次エアを吸いこんで、ガスが薄くなっているものと思われます。 アイドリング不調もこれが原因でしょう。

Oリング以外にスクリュのニードル部も爪でなぞると、ひっかかりを感じるので交換したほうが無難なようです。

ヤマハの新品パーツは?
03-2024-12-26パイロットスクリュヤマハパーツカタログ01

案の定、スクリュー、スプリング、ワッシャ、Oリングがアッセン販売。

お値段 ¥2453-な~~り ( ºωº )チーン…

もう嫌になっちゃう


かたっぱしから、ミクニキャブを使用している某メーカのバイクのパーツリストと睨めっこ。

4~5車種まで絞り込み・・
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スクリューは、どちらか。

このメーカのこのクラスのキャブの場合、スクリューは4型番程存在。それぞれに戻し回転数の設定が違ったり、長さが違う場合もありそうでした。

もろもろ+自分の感を加味して、こいつだろうとアタリをつけました。

スプリング、ワッシャ、Oリングは、どのスクリューでも同じ型番のものを使っていたので、同一パーツで流用できるのは間違いなさそう。

届きました。(・∀・)
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お値段は・・
・スクリュ-(アジャスタ) ¥780(税込)
・スプリング ¥143(税込)
・ワッシャ  ¥110(税込)
・Oリング   ¥143(税込)

計 ¥1176-  ヤマハ型番の半額以下っす オオーw(*゚o゚*)w

なお、Oリングとワッシャは、上記某メーカ以外のサードパーティの互換品もありました。


さて、3社の製品の現物比較です。
上段:今回入手した某メーカ製
中段:キースター製
下段:今まで使用していたヤマハ純正品
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ネジ部直径は同じ。 全長も同じ(キースター製がほんのわずかに短いか?誤差程度)。

使用済みの純正品はニードルにひっかかりを感じるのでわずかに段付きはありそう。そして使用済みのものは見ただけでOリングが完全にアウトなのがわかりますね。(^^;

キースターの燃調キットのものでも問題なく使えたかも・・。


ちゅうことで、今回購入した某他社メーカーのパイロットスクリュー他、スプリング、ワッシャ、Oリングは、セロー225WEで使用しているものと同一パーツ  と、思いまんねやわ (・∀・) ホンマシランケド

それでは、ニードルバルブ/バルブシートとパイロットスクリューを交換してキャブに組み付けます。

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パイロットスクリューの標準戻し回転は、<2(±1/4)>。

とりあえず 2・1/8で設定しました。

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それでは次回、これで再度 実油面がどうなるかやってみましょうね。(^_-)-☆


(*流用するパーツのメーカー名、型番等 あくまでも私調べ。 保証できないのでここではふせておきます。どうしても知りたい方は その旨コメント欄にお書きください。)