前回記事の続きです。

半年前のアイドリング不調に端をはっした今回の作業。

1.キャブレター内のパイロットスクリューのOリングの痩せから2次エアを吸いこんでいるものと思い、キースター製燃調キットのパイロットスクリューに交換。

2.この燃調キットに入っていたニードルバルブ/バルブシートもあわせて交換。

3.キャブO/H中、バタフライバルブを開閉するスプリングの抜けが発生→修正

4.実油面確認時、油面が安定しない症状が発生

5.このままエンジンをかけようとするとセルが回らない現象が発生。あらたにスタータリレーの故障。

6.油面の安定しない原因は、交換したキースター製ニードルバルブアッセンの不良と考え、もともと使用していた純正パーツに新品のOリングだけ交換して再組付け。 あわせてパイトッロスクリュー(スクリュ、スプリング、ワッシャ、Oリング)をキースター製のものから、某他社バイクメーカのものに交換。

以上が、いままでの流れです。

いろんなことが起こって、
楽しい毎日です。(゚∀゚)アヒャ


さてと・・

またまたキャブの油面確認です。

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簡易油面(H寸法)は13mmでフロートアームを調整。

パイロットスクリューの戻し回転は、標準で2(±1/4)のところを2・1/8で組みました。

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もともと使用していたニードルバルブ/バルブシートに戻して、油面は安定しました。

キースター製で組んだ時は、時間が経つと油面が上がったりしてきていたので、そのまま組んじゃったらキャブからオーバーフローしてたでしょうね。(^^;

規定の実油面高 チャンバー合わせ面 上(+)1.5mm。

キャブスタンドを使用せず手持ちでやっているので、キャブの角度がちょっと違っただけで、実油面の高さがコロコロ変わっちゃいます。

なので、「まあだいたいこんな感じかな」でOK牧場ししましたよ (´゚艸゚)∴ブッ

キャブを車体に組み付け、届いたスタータリレーも交換しましょ

スターターリレー。バッテリーから直接電気がきているので、バッテリーのマイナス端子をはずしておきます。 念のため、絶縁テープも巻いときまひょ。

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バッテリーからくる端子とセルモーターにつながる端子をはずします。 丸型端子にちょっと錆がきてますね。
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カプラをはずします。 はずすと同時になんかゴミっぽいのが落ちてきました。(^^;
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カプラの中の端子部分にエアをブシュ~~~~
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丸型端子を真鍮ブラシとボンスターでゴシゴシしておきました。 
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新品のスターターリレー。
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型番もインドネシア製も今回壊れたものと同じです。

また何年後かに壊れちゃうんだろうなあ・・(TДT)

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ちゃっちゃとスタータリレー交換をおえ、バッテリーもつなぎました。


さてと、これでエンジンかかるでしょうか  (・∀・)

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フューエルコックON

チョーク

イグニッションキーON

セルボタンON


キュルルルルR・・・

キュルル・・・


スタータリレー交換でセルは回るようにまりましたが、バッテリーがちょっと苦しそう・・

少し間をおき、キュルルル・・・


初爆せず。

プラグをはずしてみてみます。

まだガソリンがまわってきてないのかな?

再度セルをまわします。


キュルルルルR・・・

キュルル・・ボッ

おおお、きたかぁ?(*゚∀゚)っ


キュ、ブルルルルル

キタ━(゚∀゚)━! キタ━(゚∀゚)━! キタ━(゚∀゚)━!

めちゃ元気そうなエンジン音

こんなに元気なエンジン音やったっけ??

めちゃいい感じです。

まだ腰椎椎間板ヘルニアで左足が痺れ/麻痺している状態なので試走できないのが残念です。

アイドリング不調は、やはりパイロットスクリューの劣化したOリングから2次エアを吸っていたからでしょうね。 そしてアイドリング不調になるまでにも、徐々に混合気は薄くなってパワーダウンしていた模様・・。


とりあえずエンジンを切ったあと、フューエルコックをONにしたまま数時間放置。

その後、キャブからオーバーフローをしていないのも確認し・・・

バッチ・グ~~  ざんす。



半年ぶりにセローちゃん、ふっか~~つ!!

せっかくなので、もう少し”なでなで”してあげましょうかねぇ