四十数年前の思い出話シリーズだす。

このシリーズのお話はカテゴリー「思い出話」に入れてますよ~。v( ̄∇ ̄)v

あたいの住んでいた”おんぼろ学生アパート”には、同じ大学の学生が20数名住んでいました。

あたいが2回生にあがった頃だったでしょうか。

当時の愛車が原付スポーツバイク ホンダCB50JX-Ⅰ。
CB50

1年程乗り、もっと大きな400CCのバイクが欲しくって、欲しくって。

当時 一生懸命空手をやっていてバイトをする時間もなく、かといってわずかな仕送りで生活をおくっていたので、400CCバイクを買うお金もなし。

そこで考えました。

当時400CCのバイクは30万円台だったでしょうか。

半分は自分で貯金をして、残り半分は親に借りよう・・(゚∀゚)アヒャ

バイトもせずお金を貯めるには・・・

どういう計算したのかよく覚えていませんが、1日780円の生活を続ければ1年以内で貯まる!!

お昼は、大学の学食で160円のB定食。

2025-01-27学食のコロッケ定食01
コロッケ1個、千切りキャベツ、ごはん、味噌汁の定食。

3つあった学食の中でも一番安かったメニュー。

ご飯のボリュームはそれなりにあったんだけど、お味は・・・(TДT)

400CCバイクが買えるまで、
お昼はほぼ毎日 我慢してこのB定食を食べていました。


夜は自炊です。

それでも1日780円生活はかなり厳しく・・

この日は、先輩に晩飯をめぐんでもらおうと・・・

コンコン(ドアをノックする音)
knock_man

あたい:「Mさ~~ん、いますか~~。あたいだす Michiruで~~す。」

M先輩:「おおお、入れ!入れ!」

あたい:「おじゃましまんねやわ。(・∀・)  せんぱ~~い、お金ないんです~~。晩飯ご相伴させてもらえないっすか? ('▽'*)」

M先輩:「おお、ええで、ええで。 ちょうどええ時に来たなあ。 ご飯ももうすぐ炊きあがるわ。食うてけ、食うてけ。」

あたい:「やったあああ! うれしいっす!(☆゚∀゚)」

あたい:「でも先輩、おかずは?」

M先輩:「はい、これ!!」

salt
あたい:「??????  これって・・・・」

M先輩:「塩や!塩!!  これをご飯にかけて食べればうまいんや!!」

あたい:「・・・・

pose_azen_man
 
・・・先輩のご飯を頂いたらまずいんで、やっぱり遠慮しときます。」
pose_nigawarai_man

M先輩の「遠慮するな、かまんで~~」という声を聞きながら、逃げるように自分の部屋に戻ってきました。

この日は、どんぶり飯に温めたサバの味噌煮缶をぶっかけて食べましたが・・


M先輩、恐るべし!! Σ( ̄ロ ̄|||)


とってもやさしかったM先輩、今はどうしてるかなあ?(*'-'*)