2004年式セロー225WEの燃調が薄い症状の記事の続きです。

この日 いつもお世話になっているバイク屋さんに行く用事があり、セローの症状について相談させてもらいました。
2024-12サンデーさん01


あたい:「パイロットスクリューOリングからの2次エア吸気確認して対応済。油面調整実施。予防保守的にインシュレータ、MJ/SJ交換。 他・・かくかくしかじか・・。 でパイロットスクリューの燃調調整でいいところに持っていこうとすると、メーカー規定値よりずいぶん戻したところになるんですよね~~。」

店長さん:「そこまでやって薄いのはどこか変ですよね~~。インシュレーターのニップル周辺もしくはインシュレータニップルとAIS(エアインダクション・システム)間のホースの亀裂等から2次エア吸っていませんか?」

あっ!!

sick_hiyaase
や、やばい。前日の作業で、インシュレーターを予防交換した際に、インシュレーターニップルにささっているホースがなかなか外れなかったので、プライヤーで無理やりグニグニしてホースを傷つけたかも・・。

しかも前回の作業中に AISバルブ~排気ポートにのびるホースが、軽くひっぱっただけで経年劣化でポロッと裂けちゃったし・・。(^^;


店長さん:「いったんインシュレーターとASIバルブのホースをはずしてニップルをキャップで塞いでみたらどうですか?」

なるほど~~。

AIS=エアインダクションシステム。

排ガス規制対策で、"未燃焼ガスに対し再度排気ポートにエアを流し、燃焼させて有害物質を抑制するシステム"ってことの理解しかしていないあたい。(^^;

これは、もう少しこの仕組みを理解する必要がありそうです。

まずは、アドバイスしてもらったとおりインシュレーターニップルとAISのニップルを塞ぐキャップを入手することにします。


バイク屋さんで教えてもらったカワサキ製のものの型番等を調べてみました。
2025-06-12カワサキインシュレーターバキュームキャップ
Z系にも使われているインシュレータ・バキュームプラグ92068-006。

もうひとつ。 たしか私のセロー225WE(5MP)より前のモデル(4JG以前)は排ガス規制前でAISが使われておらず、インシュレーターのニップルにはプラグで蓋をしていた記憶があります。

調べてみると・・

2025-06-12ヤマハセロー4jgインシュレータブラインドプラグ

ビンゴ~~

カワサキのものでもヤマハのものでも、どちらでも使用できそうです。

お値段を調べると、若干セロー225 (4JG)のものの方が安い。 といっても数十円/@の差でしたが・・(^^;


数日後・・・

届きました。 WEBIKEで送料を無料にするため、他に高い買い物までしてしまいましたが・・・。 σ(^_^;)アセアセ

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(AISに関しては、後日の記事で再度取り上げます。)


バイク屋さんに行ったその夜。

セロ子ちゃんの不調の事がどこかひっかかってなかなか寝付けませんでした。

布団に入ってから1時間以上たったその時・・

急にひらめきました。

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あたいって仕事をしていた頃から、なにかどこかでひっかかっていた事や原因がわからなかった事が、時間がたってから突然思いついたりひらめいたりする事があったりします。

そうだ! 今の不調はAISに起因するもの以外にもアレも原因だあああああ!

閃いたら、その夜は興奮して余計ねむれなくなりました・・。(^^;



それは・・

-続く-