前日記事の続きです。

6月2日。

油面調整、ジェットニードルのシムを正規位置に変更、SJを#12.5から#15に変更を終え、この日最後の作業です。

インシュレーターニップル~AIS(エアインダクションシステム)の間の2次吸気対策です。

ニップルにささったホースを取りはずします。

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数日前にインシュレーターを交換した際、インシュレーターからこのホースがなかなか取り外せなかったので、新しいインシュレータのニップルにはラバーグリスを塗布していたのですが・・。

それでも今回も少々苦労しました。 もうこの劣化したホースは使用しないので、プライヤーでホースをつまみ、おもいっきりグリグリして引き抜きました。(^^;

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AISを採用していないセロー225WE 5MPの前モデルの4JGのパーツのニップルプラグとホースクリップで蓋をします。
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AIS側も。

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今までホースのとめに使用されていたホースクリップの径がニップルプラグの径に比べて小さく、利用できなかったので、とりあえず結束バンドでとめました。(^^;


この日の作業をおえ・・

キャブを車体に組みつけ・・

取り外しておいたASI~排気ポート間のホースを 元通りAISのニップルに差し込もうとしたら・・

またまたホースが裂けました  

↓ 青矢印の部分が前回作業時に裂けたところ。 今回は赤枠のところが裂けました。

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経年劣化で、ホースが朽ちています・・

テープでグルグル巻きにしたものの・・

これではきっと、エア 吸うよなあ・・。


タンクを取り付け、エンジンオン。

パイロットスクリュー戻し回転は、メーカー規定値2±1/4内の2回転に設定。

十分暖気運転後、アイドルスクリューでアイドル回転を若干あげ、パイロットスクリュー・ドライバーをまわして、いいところを探します。

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2回転よりかなり戻しました。

(後日 キャブを外した際に確認したら、この時は4回転戻しでした。)

パイロットスクリューの戻しを決めて、アイドリング回転を落とします。

アイドリングは安定しています。

スロットルを開いても、スムーズにエンジンはまわります。

が、全体に燃調が薄い感じです。


しかも・・

アクセルを開き、戻した時に、アフターファイヤーの連発。

大きなアフターファイヤーがボン・ボンでなく・・

「(アクセル開く)ブ~~、(アクセル戻す)ポンポンポンポン・・」

と小さなアフターファイヤー音がポコポコ連続でしています。

小さなアフターファイヤー音以外は、以外にいい感じです。(^^;


ASI~排気ポート間のホースに2箇所も裂けていたら、いくらテープを巻いても こうなりますよね~~。

さて、どうしようか!?

次回はAIS=エアインダクション・システムの記事をアップ予定です。


-続く-