長々とエアインダクションとそれに付随する記事を書いています。

自分の学習、理解を深めるための作業なので・・・ごめんなさい。(^^;

さて前回記事に続いて、アフターファイアのお話です。

前回では燃調が薄い(リーン)場合のアフターファイアについてでした、

それでは、燃調が「濃い(リッチ)」場合は?

1.燃調が「濃い(リッチ)」場合のアフターファイア

1) 燃調が「濃い(リッチ)」場合もアフターファイアが発生するか?
アフターファイアの発生要素は以下のとおり。
・未燃焼ガス(燃え残りの混合気)
・排気系に酸素(外気)
・高温の排気ポート/エキパイ
・点火源(排気の高温部など)

「燃調が濃い」と、燃焼しきれない未燃焼ガスが排気ポートへ流れ出やすくなります。このガスが何らかの要因で排気系で酸素と出会い、再燃焼(アフターファイア)します。


2)濃い燃調でアフターファイアが発生しやすいタイミングは?
主に以下の2つの状況です:

 A. 加速中の開度急増時(アクセルを急に開けたとき)
キャブ車では、濃い目のセッティングや、加速ポンプ搭載車の場合は加速ポンプの噴射があり、急激に濃くなることがあります。

排気ガス温度が高く、燃え残りが排気ポートで再燃焼することがあります。

B. スロットル戻し直後(加速からの急閉じ)
加速中に濃くなった燃料が燃焼しきらず、スロットルを閉じた瞬間に余った未燃焼ガスが排気に残る。

このタイミングでAIS(エアインダクション)や排気の隙間から酸素が流入すると、再燃焼が起こります。

3)対策
 加速中や中高回転域でアフターファイアが出る場合、主にメインジェット系の燃調調整


2.おさらい・・濃い未燃焼ガスVS薄い未燃焼ガスの違い

2025-07-04アフターファイア濃い場合と薄い場合01

さらにおさらい
補足:排気温度と点火条件も影響
・エンジンの**排気温度が高い(700~900℃)**と、再燃焼しやすくなる。
・エキパイがステンレス製などで熱を保ちやすい構造だと、自然発火が起きやすくなる。
・薄い未燃焼ガスは、点火源(高温)や酸素があっても燃え広がるまでに時間がかかるため、再燃焼しないこともある。


アフターファイアのお話はこれで終わりです。

でも・・・

-続く- (^^;


2025-06-30バイクアフターファイア01