いろいろと話題(問題)となっている「東かがわ国際芸術祭」に行ってきました。(8月29日)
*「東かがわ国際芸術祭」は、全国的にも有名な「瀬戸内国際芸術際」とはまったく関係のない別イベントです。
行くと、「東かがわ国際芸術祭」の総合ディレクターを名乗る奥廣 岳氏らしき人と、東かがわ市職員2名、作家 中村岳氏の4名が、展示会場となっている屋敷の外で話し込んでいました。
私がふらりと訪れ、その様子を見守っていると・・
主催者 奥廣 岳とおぼしき人から「見学の方ですか? 今来客の対応中なのでお時間がよろしければ、この対応が終わりましたら展示説明が可能です。」と告げられ、屋敷の門の鍵を開け、作家の中村氏を残して市役所職員と屋敷内に入っていきました。
中村氏は、展示会場となっている屋敷の外壁から庭先にかけての展示物「遡及空間」を作成した作家さんです。 中村氏のX(旧ツイッター)を後に拝見すると、この時 奥廣氏から敷地内に入ることを拒まれたようです。
中村氏の作品は門の中にも繋がっており(敷地内にも設置されている)、かつ本祭期間中であるにもかかわらず、奥廣氏から立ち入りを拒否された事をとってみても、この「東かがわ国際芸術祭」の現状の異常さが垣間見れます。
上記画像には、個人が特定できないよう人物の画像処理を施しています。
この時の者奥廣氏の恰好は、↓のような装いでした。 完全に人相を隠していたので、モザイクをかけなくても良かったのですが念のため・・(^^;
この後の展開は、本記事文末にて。
今回の記事のアウトラインは下記のとおりです。
1.「東かがわ国際芸術際」の現状
(1)参照Webサイト:Michiruブログ 「詐欺!? 虚偽! 「東かがわ国際芸術祭」」
(2) 〃 :美術手帖「「HIKE!HIKETA -東かがわ国際芸術祭-」で何があったのか。参加を辞退したアーティストに聞く経緯と問題点」
(3)作家さん達の声:中村岳氏X(旧ツイッター)
(4) 〃 :郁川舞氏X(旧ツイッター)
(5) 〃 :久木田大地氏X(旧ツイッター)
2.企画と大きく乖離した実態
(1)「東かがわ国際芸術際公式HP」から見た企画と実態
(2)なぜ実態が企画から大きく乖離したのか(推測)
3.主催者「総合ディレクター 奥廣 岳」氏の「東かがわ国際芸術際」の目的は何だったのか?(推測)
4.「奥廣 岳」氏は何者なのか?
5.現在発生している主催者とアーティスト間のトラブル
6.この日(8/29)の出来事
まず、今 話題(問題)となっている「東かがわ市芸術祭」の現状を知らない人のために、何がどうなっているのかを紹介します。
1.「東かがわ国際芸術際」の現状
今までの経緯、問題点の全体像がわかりやすいwebサイトを2つ紹介します。
(1)まず8月20日にアップした私の記事です。
https://michiru.dreamlog.jp/archives/39142417.html
↓
-概要-
・本祭に関係した作家さん達が主催者とのトラブルをSNSを通じ発信
・8月19日 マスコミ数社が「東かがわ国際芸術際」の問題を取り上げ始める。
・「東かがわ国際芸術際」の公式HP上に、香川県、東かがわ市が連携/後援として書かれていたが、県、市とも否定し、主催者に対しHPからの当該箇所の削除要請。また本来8月1日から始まる”本祭”の活動実態がないともしている。(主催者側は、公式HPをR6年度のまま更新していなかった事を理由にあげ、現在は連携/後援の箇所は削除されている。
・全国的に有名な「瀬戸内国際芸術祭」の関連イベントとおもわせるようなHP内容や、作家たちへのアプローチであったようだが、”瀬戸芸”とは まったくの無関係
8月20日に上記記事をアップしましたが、作家さん達と主催者(自称)奥廣氏とのトラブルは、さらにエスカレートしているようです。また8月19日以降、さらに多くのマスコミに取り上げられ、炎上は拡大中。
(2)本日迄の経緯がわかりやすく書かれてると思うサイトがこちらです。
美術手帖「「HIKE!HIKETA -東かがわ国際芸術祭-」で何があったのか。参加を辞退したアーティストに聞く経緯と問題点」
↓
https://bijutsutecho.com/magazine/insight/31252
「東かがわ国際芸術際」において様々なトラブルが発生していることがわかってきたのは、この芸術祭に関わってしまった作家さん達からの発信でした。
このトラブルの経緯と内容を詳しく知るには、この作家さん達の発信に耳を傾ける必要があります。
いろいろな方が発信していらっしゃいますが、ここでは数人の方のX(旧ツイッター)を紹介します。
(3)展示会場となっている屋敷の外壁から庭先にかけての展示物「遡及空間」を作成した中村岳氏のX。
↓
https://x.com/morueran2
(4)郁川舞氏のX・・作家として精力的に本祭の準備を行っていらっしゃったようですが、主催者の姿勢・対応に疑問を抱き、この芸術祭の参加を断念。 郁川舞氏のXからは、「東かがわ国際芸術際」でおこっている実態と問題点が見えてきます。
↓
https://x.com/fumikawamai
(5)久木田大地氏のX・・昨年からの主催者と作家さん達の関係性が見えてきます。
↓
https://x.com/cookie_11_01
2.企画と大きく乖離した実態
「東かがわ国際芸術際」! ぶち上げた企画内容とは あまりにもかけ離れた実態。
主催者から声をかけられた作家さん達は、当初の企画内容を信じて本芸術祭に参加されていらっしゃいます。
ところが蓋をあければ、まったく実態が伴っていない事に不信感を抱き、出展辞退の意向を示された方が多いように感じます。
(1)「東かがわ国際芸術際公式HP」から見た企画と実態
東かがわ国際芸術際 公式HPはコチラ
↓
https://hike-hiketa-artfest.jp/
HPを見てみると・・(画像をクリックすると拡大表示されます。)
<瀬戸内国際芸術祭2025夏季日程と同期間に開催される本祭に向けて、前祭およびプレ展示期間中は、参加作家たちが入れ替わり立ち替わり当地に滞在し、リサーチや制作活動を行いながら、訪れる方々や地域の皆さまと交流を深めます。また、アートを体感いただけるワークショップやライブイベント、グッズ販売、展示などを通じて、来場者の皆さまがアートや対象地域をより深く身近に感じられるような取り組みを実施します。>
前祭およびプレ展示期間はとっくに終わっているばかりか、すでに本祭まで終わっているにもかかわらず、このHPの内容にはあきれてしまいます。
そして 前祭およびプレ展示の活動実績はどうだったか? 公式HP他公式SNSでの発信はありません。 また前祭およびプレ展示に関わった作家さんのSNS等での発信を見つけることもできませんでした。
会場のマップは、いまだに作成中のまま・・。
参加作家のページにいたっては・・
全く記載なし。 当初 辞退した作家名が記載されていて、作家ご本人の削除要請によって削除された作家さんもいるらしい。
現時点において、主催者奥廣氏は「展示実態はある」と主張していて、展示も実際にされているようだが(展示作家さんの展示の同意が”現時点”でとれているかは不明)、なぜ展示作家が紹介されていなのか?
この記事を書いているのが2025年8月31日~9月1日。
本祭をも終わりをむかえるこの日にあって、公式HP(他公式SNS)のこのありさまを見ただけで、だいたいの事が想像できてしまうのではないでしょうか。
一連の流れを見ていると
大風呂敷をひろげて企画したものの、実態がともなわず、ほぼ破綻したプロジェクト・・。
報道機関がニュースとして取り上げられだしてから、急ごしらえで手元にある展示物で体裁を整えたように見えてしまいます。(個人的な感想です。)
(2)なぜ実態が企画から大きく乖離したのか?(以下、個人的推測です。)
「東かがわ国際芸術際」というプロジェクトを成功するためには、全体マネージャーと参加されるアーティストの密なる連携はいうまでもありませんが、それも包含したところのスケジュール管理、リソース管理、リスクマネージメント等を含めた適切なプロジェクト・マネージメントが必要となります。
プロジェクトの規模が大きくなればなるほど、全体のプロジェクト・マネージメントが重要になるのは言うまでもありません。
公式HPの内容を見る限り、大規模プロジェクトです。
この芸術祭名からして、”国際芸術際”と銘打っています。 (なにをもって”国際”と名付けているのかはわかりませんが・・。)
また公式SNSでは、「全国から集まった30名以上の現代アート作家による展示を町中で行います。」とアナウンスがあります。
そして有料の作品鑑賞パスポート/個別鑑賞券の販売、ボランティアサポーター(ハマチ隊)等・・。 全国的に有名な「瀬戸内国際芸術際」の運営手法をパクった参考にされた感がありますが、当然 これらを実施するには、運営側のリソースもそれなりに必要になることは容易に想像できます。
はたして「東かがわ国際芸術際」の主催運営者 奥廣氏は、企画内容に見合ったリソースが確保できていたのでしょうか? スケジュール進捗管理ができていたのでしょうか? 進捗状況ならびにリスケ等の説明を参加アーティストならびに世間に発信できていたのでしょうか?
「公式SNSに香川県、東かがわ市の連携・後援と記載されていたのは、公式HPの作成者が2024年度途中に運営メンバーから外れたため更新できなかった。」と、主催者は言っているようですが、これだけの規模感のプロジェクトで この言い訳はどうなんでしょうか。
確かに実態はそうなのかもしれませんが、リスク管理とリソース管理ができていなかった事が重要(本質)なのでは・・。
「東かがわ国際芸術際」が、主催者の奥廣氏も金銭的収入を目論んで企画したプロジェクトでもなく、参加アーティストさん達も同様に収入を期待していたとも思えず、多くの地方芸術際や個展同様に、主催者、アーティストともに金銭的な持ち出しと労力の方が多いプロジェクトなのだと察します。
また過疎化がすすむ日本一小さな香川県のなかの東部の町 引田町。 かっては豪商が立ち並んだこの過疎地の地域振興と、芸術家さん達の活躍の場を提供しようとした主催者の思いは、多くの共感を呼ぶ企画であったように思います。
にもかかわらず、それが なぜこのような事態(主催者とアーティストの拗れ)になったのか。
結果論ではあるかもしれませんが、主催者(運営者)が、実現可能なレベルでの企画と計画、進捗状況、リスケ等の策定と提示を適時にアーティストさん達にしていれば、このような事態にはなっていなかったかもしれません。
ひとえに前述したスケジュール管理、リソース管理、リスクマネージメント等を含めた適切なプロジェクト・マネージメントができていなかった事が、今の事態を招いてしまったように思ってしまいます。
3.主催者「総合ディレクター 奥廣 岳」氏の「東かがわ国際芸術際」の目的は何だったのか?
諸々の現状から、助成金目的での開催では?と訝しむ人もいるようですが、前年度(R6年度)の県の助成額程度では、実際にかかった労力に見合うものでもないし(一部報道では県は活動実態なしとして助成金の支給はしていない、となっていました。)、奥廣氏の当初の目的は純粋に(単純に)地方創生/地域活性化や芸術に対して真摯に向き合っていたように思います。(あくまでも個人的な推測です。)
4.「奥廣 岳」氏は何者なのか?
主催者「総合ディレクター 奥廣 岳」氏に対するアーティストさん達の不信感は、双方のコミュニケーションを通して生まれたものだと思いますが、様々な方のSNSに書かれているように<主催者の奥廣氏が何者なのか素性不明>と指摘されている点も少なからずあるようです。
作家さんのSNSを拝見すると、「自分の住所、氏名は主催者はわかっているものの、主催者の身元がはっきりわからないので、これ以上の発言がこわくなってきた」とか「展示辞退の意向を示すと、作品展示にかかった搬入手数料を請求された」とか・・。
香川県で奥廣姓はあまり聞いたことがありません。
開催(展示)場所は、香川県東かがわ市引田(昭和の市町村合併前=旧引田町)。
建物からして旧家とわかる大きなお屋敷です。 「讃州旧陣屋」を名乗っていますが、 江戸時代の陣屋が今でも民家としていまでも現存しているものなのか? 陣屋でなく、本陣としても使われた旧家(地元の名家だった)なのでは? 陣屋と本陣を勘違いしているのでしょうか?
また讃州は讃岐の国を表す言葉ですが、本陣でも陣屋であったとしても、その建物の性格上 引田の地にあった屋敷名に讃州をつけた表記は、どうなんでしょう? 仮に陣屋であったとしても当時(江戸時代)に「讃州陣屋」と呼ばれたことはなかったと思うのですが・・。
引田町には有名な豪商の「讃州井筒屋敷」がありますが、井筒家が当地以外にあるため讃州井筒屋敷と名付けられていますが、、これは他国との同一名の家を区別するために違和感を覚えません。
話が横道にそれてしまいましたが・・。
旧家であることを考えると・・
古い引田町の電話帳でも参考になるはず・・。
十数年前の電話帳を見ても、引田町に「奥廣」姓はなし!
また「讃州旧陣屋」の所有名義人名は奥廣姓ではなさそうでした。 ただ所有名義人と(自称)奥廣氏の関係性を100%正確につかんでいるわけではないので、これ以上 言及することはさけておきます。
作家さんのSNSでも、「偽名なのでは?」と書かれていましたが・・。おそらく本名ではないのかも・・?
前回8月20日にアップした記事でもふれましたが、某作家さんが自身のxで奥廣氏の画像をアップしたとたん、それまで連絡のつかなかった奥廣氏から、肖像権、プライバシー権、名誉権・名誉感情の侵害をにおわされたリプライがあったお話を覚えていますか?
そして本記事の冒頭に書いたように、来客対応は帽子とサングラスで顔はわからないように完全武装。

本名を名乗らず、顔ばれもしないようにしているのは何故なんでしょうか?
こんな事からも、助成金目当てのイベントとか詐欺案件だったのではと訝しむ人がでてきていますが、前述のとおり 主催者の当初の思いは純粋に地域創生/振興と芸術に向き合っていたように思います。
だったら何故・・。
自称奥廣氏が何をしている人かは知りませんが、もし本業を持っていらっしゃる方だとしたら、本業に及ぼす影響を危惧でもしているのかなぁ?? しらんけど。(・∀・)
(本記事とは関係のない独り言です。→一部の大企業ではリモートワーク+地方創生/地域活性化を推進しているような昨今のご時世ですもんねぇ。 こんな対応をして”事”が大きくなって大丈夫か? (・∀・)サラニシランケド)
5.現在発生している主催者とアーティスト間のトラブル
本祭はもう終わりましたが、展示作家さん達が一番気をもんでいるのが、作品が無事手元に戻ってくるのかどうか。 そして現地に展示物を搬入した手数料が主催者から要求されていること。
作家さん達からしてみると、手弁当で出費と労力だけ使って、今になって搬入手数料を要求されたことに関し納得できないでしょう。
ただこの主催者は、「自分も手弁当で出費と労力を使っている。この労力は作家に代わって行ったものなので当然請求できる」という論理展開なのかもしれません。(推測です。)
このような段に至ったいきさつと、自分の労力の対価請求は別物と認識されているのかもしれません。
これから どのような形態で後祭が実施されるのかわかりませんが、これだけ主催者と作家さん達の心が離れてしまい、主催者が自身の瑕疵を認めず、自身の主張を一方的に貫くのなら、トラブルは続くものと思われます。
作家さんのSNSには、法的措置も視野に入れ、弁護士さんに相談される事も書かれていました。
作家さん達へ私からの提案ですが、弁護士費用捻出のため、寄付を募ってはいかがでしょうか?
今や全国的に知られるようになった今回のトラブル。
大勢の方からの支援を得られると思います。
「東かがわ国際芸術際」に関わった作家さん達がさらに横の連携を深め、情報を共有化して、事が解決することを願っています。
主催者の奥廣(自称)氏も、作家さん達同様 このプロジェクトの労力に見合った収入を得ているものではないことは理解できます。 ただ辞退するアーティスト者が続き、芸術祭の運営がスムーズにいっていない原因が、<運営者自身の行動・言動に起因するものなのか>、はたまた<他者からの妨害>と捉えるかのか・・。
私的には、主催者の思うところが全く理解できないことはないながらも、悪手を打っているように思えてしかたありません。
本祭期間も終了した今、さらにトラブルがエスカレーションしないように祈るばかりです。
6.この日(8/29)の出来事
冒頭のお話の続きです。
マスコミが取り上げだして以降、敷地内の展示物を鑑賞できたとの話がSNSで出てきたので、8/29 現地を訪れてみました。
奥廣氏と東かがわ市職員の方が屋敷に入って約30分後。
話が終わり、東かがわ市職員2名と中村氏が帰っていかれました。
そして奥廣氏は門を開け、「お待たせいたしました。展示説明できますが」と声をかけてもらいました。
私:「お願いします。中の展示物の写真を撮影してもかまいませんか?」
奥廣氏:「すいません、屋外の展示物の撮影はかまいませんが、敷地内の撮影はご遠慮願います。」
私:「はい、わかりました。」
奥廣氏:「入場に際しては無料で鑑賞いただけますが、お気持ちとしてご寄付をお願いしています。」
・・(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
最近入場していた人が展示作品の画像をSNSにアップしていたのに何故??
作品のキャプションがない等の実態を世に広めてほしくないためなのか?
しかも寄付金の要請。 普通なら鑑賞の機会の気持ちとして寄付するのですが、この寄付金が作家さん達にまわるとも思えず・・
・・「だったら結構です。」と屋敷に入り作品鑑賞することを断りました。
この後の回答はいっさいありませんでした。(ほぼ強制寄付?)
やはり、こうなるべくしてなったんだなあと・・。
*「東かがわ国際芸術祭」は、全国的にも有名な「瀬戸内国際芸術際」とはまったく関係のない別イベントです。
行くと、「東かがわ国際芸術祭」の総合ディレクターを名乗る奥廣 岳氏らしき人と、東かがわ市職員2名、作家 中村岳氏の4名が、展示会場となっている屋敷の外で話し込んでいました。
私がふらりと訪れ、その様子を見守っていると・・
主催者 奥廣 岳とおぼしき人から「見学の方ですか? 今来客の対応中なのでお時間がよろしければ、この対応が終わりましたら展示説明が可能です。」と告げられ、屋敷の門の鍵を開け、作家の中村氏を残して市役所職員と屋敷内に入っていきました。
中村氏は、展示会場となっている屋敷の外壁から庭先にかけての展示物「遡及空間」を作成した作家さんです。 中村氏のX(旧ツイッター)を後に拝見すると、この時 奥廣氏から敷地内に入ることを拒まれたようです。
中村氏の作品は門の中にも繋がっており(敷地内にも設置されている)、かつ本祭期間中であるにもかかわらず、奥廣氏から立ち入りを拒否された事をとってみても、この「東かがわ国際芸術祭」の現状の異常さが垣間見れます。
上記画像には、個人が特定できないよう人物の画像処理を施しています。
この時の者奥廣氏の恰好は、↓のような装いでした。 完全に人相を隠していたので、モザイクをかけなくても良かったのですが念のため・・(^^;

今回の記事のアウトラインは下記のとおりです。
1.「東かがわ国際芸術際」の現状
(1)参照Webサイト:Michiruブログ 「詐欺!? 虚偽! 「東かがわ国際芸術祭」」
(2) 〃 :美術手帖「「HIKE!HIKETA -東かがわ国際芸術祭-」で何があったのか。参加を辞退したアーティストに聞く経緯と問題点」
(3)作家さん達の声:中村岳氏X(旧ツイッター)
(4) 〃 :郁川舞氏X(旧ツイッター)
(5) 〃 :久木田大地氏X(旧ツイッター)
2.企画と大きく乖離した実態
(1)「東かがわ国際芸術際公式HP」から見た企画と実態
(2)なぜ実態が企画から大きく乖離したのか(推測)
3.主催者「総合ディレクター 奥廣 岳」氏の「東かがわ国際芸術際」の目的は何だったのか?(推測)
4.「奥廣 岳」氏は何者なのか?
5.現在発生している主催者とアーティスト間のトラブル
6.この日(8/29)の出来事
まず、今 話題(問題)となっている「東かがわ市芸術祭」の現状を知らない人のために、何がどうなっているのかを紹介します。
1.「東かがわ国際芸術際」の現状
今までの経緯、問題点の全体像がわかりやすいwebサイトを2つ紹介します。
(1)まず8月20日にアップした私の記事です。
https://michiru.dreamlog.jp/archives/39142417.html
↓
-概要-
・本祭に関係した作家さん達が主催者とのトラブルをSNSを通じ発信
・8月19日 マスコミ数社が「東かがわ国際芸術際」の問題を取り上げ始める。
・「東かがわ国際芸術際」の公式HP上に、香川県、東かがわ市が連携/後援として書かれていたが、県、市とも否定し、主催者に対しHPからの当該箇所の削除要請。また本来8月1日から始まる”本祭”の活動実態がないともしている。(主催者側は、公式HPをR6年度のまま更新していなかった事を理由にあげ、現在は連携/後援の箇所は削除されている。
・全国的に有名な「瀬戸内国際芸術祭」の関連イベントとおもわせるようなHP内容や、作家たちへのアプローチであったようだが、”瀬戸芸”とは まったくの無関係
8月20日に上記記事をアップしましたが、作家さん達と主催者(自称)奥廣氏とのトラブルは、さらにエスカレートしているようです。また8月19日以降、さらに多くのマスコミに取り上げられ、炎上は拡大中。
(2)本日迄の経緯がわかりやすく書かれてると思うサイトがこちらです。
美術手帖「「HIKE!HIKETA -東かがわ国際芸術祭-」で何があったのか。参加を辞退したアーティストに聞く経緯と問題点」
↓
https://bijutsutecho.com/magazine/insight/31252
「東かがわ国際芸術際」において様々なトラブルが発生していることがわかってきたのは、この芸術祭に関わってしまった作家さん達からの発信でした。
このトラブルの経緯と内容を詳しく知るには、この作家さん達の発信に耳を傾ける必要があります。
いろいろな方が発信していらっしゃいますが、ここでは数人の方のX(旧ツイッター)を紹介します。
(3)展示会場となっている屋敷の外壁から庭先にかけての展示物「遡及空間」を作成した中村岳氏のX。
↓
https://x.com/morueran2
(4)郁川舞氏のX・・作家として精力的に本祭の準備を行っていらっしゃったようですが、主催者の姿勢・対応に疑問を抱き、この芸術祭の参加を断念。 郁川舞氏のXからは、「東かがわ国際芸術際」でおこっている実態と問題点が見えてきます。
↓
https://x.com/fumikawamai
(5)久木田大地氏のX・・昨年からの主催者と作家さん達の関係性が見えてきます。
↓
https://x.com/cookie_11_01
2.企画と大きく乖離した実態
「東かがわ国際芸術際」! ぶち上げた企画内容とは あまりにもかけ離れた実態。
主催者から声をかけられた作家さん達は、当初の企画内容を信じて本芸術祭に参加されていらっしゃいます。
ところが蓋をあければ、まったく実態が伴っていない事に不信感を抱き、出展辞退の意向を示された方が多いように感じます。
(1)「東かがわ国際芸術際公式HP」から見た企画と実態
東かがわ国際芸術際 公式HPはコチラ
↓
https://hike-hiketa-artfest.jp/
HPを見てみると・・(画像をクリックすると拡大表示されます。)
<瀬戸内国際芸術祭2025夏季日程と同期間に開催される本祭に向けて、前祭およびプレ展示期間中は、参加作家たちが入れ替わり立ち替わり当地に滞在し、リサーチや制作活動を行いながら、訪れる方々や地域の皆さまと交流を深めます。また、アートを体感いただけるワークショップやライブイベント、グッズ販売、展示などを通じて、来場者の皆さまがアートや対象地域をより深く身近に感じられるような取り組みを実施します。>
前祭およびプレ展示期間はとっくに終わっているばかりか、すでに本祭まで終わっているにもかかわらず、このHPの内容にはあきれてしまいます。
そして 前祭およびプレ展示の活動実績はどうだったか? 公式HP他公式SNSでの発信はありません。 また前祭およびプレ展示に関わった作家さんのSNS等での発信を見つけることもできませんでした。
本祭はパスポートを発行する旨が書かれていますが、作品鑑賞パスポートも個別鑑賞券なるものも発行の実態は確認できていません。(「※記載の内容は変更となる可能性がございます。」と、なってはいるものの・・)
会場のマップは、いまだに作成中のまま・・。
参加作家のページにいたっては・・
全く記載なし。 当初 辞退した作家名が記載されていて、作家ご本人の削除要請によって削除された作家さんもいるらしい。
現時点において、主催者奥廣氏は「展示実態はある」と主張していて、展示も実際にされているようだが(展示作家さんの展示の同意が”現時点”でとれているかは不明)、なぜ展示作家が紹介されていなのか?
この記事を書いているのが2025年8月31日~9月1日。
本祭をも終わりをむかえるこの日にあって、公式HP(他公式SNS)のこのありさまを見ただけで、だいたいの事が想像できてしまうのではないでしょうか。
一連の流れを見ていると
大風呂敷をひろげて企画したものの、実態がともなわず、ほぼ破綻したプロジェクト・・。
報道機関がニュースとして取り上げられだしてから、急ごしらえで手元にある展示物で体裁を整えたように見えてしまいます。(個人的な感想です。)
(2)なぜ実態が企画から大きく乖離したのか?(以下、個人的推測です。)
「東かがわ国際芸術際」というプロジェクトを成功するためには、全体マネージャーと参加されるアーティストの密なる連携はいうまでもありませんが、それも包含したところのスケジュール管理、リソース管理、リスクマネージメント等を含めた適切なプロジェクト・マネージメントが必要となります。
プロジェクトの規模が大きくなればなるほど、全体のプロジェクト・マネージメントが重要になるのは言うまでもありません。
公式HPの内容を見る限り、大規模プロジェクトです。
この芸術祭名からして、”国際芸術際”と銘打っています。 (なにをもって”国際”と名付けているのかはわかりませんが・・。)
また公式SNSでは、「全国から集まった30名以上の現代アート作家による展示を町中で行います。」とアナウンスがあります。
そして有料の作品鑑賞パスポート/個別鑑賞券の販売、ボランティアサポーター(ハマチ隊)等・・。 全国的に有名な「瀬戸内国際芸術際」の運営手法を
はたして「東かがわ国際芸術際」の主催運営者 奥廣氏は、企画内容に見合ったリソースが確保できていたのでしょうか? スケジュール進捗管理ができていたのでしょうか? 進捗状況ならびにリスケ等の説明を参加アーティストならびに世間に発信できていたのでしょうか?
「公式SNSに香川県、東かがわ市の連携・後援と記載されていたのは、公式HPの作成者が2024年度途中に運営メンバーから外れたため更新できなかった。」と、主催者は言っているようですが、これだけの規模感のプロジェクトで この言い訳はどうなんでしょうか。
確かに実態はそうなのかもしれませんが、リスク管理とリソース管理ができていなかった事が重要(本質)なのでは・・。
「東かがわ国際芸術際」が、主催者の奥廣氏も金銭的収入を目論んで企画したプロジェクトでもなく、参加アーティストさん達も同様に収入を期待していたとも思えず、多くの地方芸術際や個展同様に、主催者、アーティストともに金銭的な持ち出しと労力の方が多いプロジェクトなのだと察します。
また過疎化がすすむ日本一小さな香川県のなかの東部の町 引田町。 かっては豪商が立ち並んだこの過疎地の地域振興と、芸術家さん達の活躍の場を提供しようとした主催者の思いは、多くの共感を呼ぶ企画であったように思います。
にもかかわらず、それが なぜこのような事態(主催者とアーティストの拗れ)になったのか。
結果論ではあるかもしれませんが、主催者(運営者)が、実現可能なレベルでの企画と計画、進捗状況、リスケ等の策定と提示を適時にアーティストさん達にしていれば、このような事態にはなっていなかったかもしれません。
ひとえに前述したスケジュール管理、リソース管理、リスクマネージメント等を含めた適切なプロジェクト・マネージメントができていなかった事が、今の事態を招いてしまったように思ってしまいます。
3.主催者「総合ディレクター 奥廣 岳」氏の「東かがわ国際芸術際」の目的は何だったのか?
諸々の現状から、助成金目的での開催では?と訝しむ人もいるようですが、前年度(R6年度)の県の助成額程度では、実際にかかった労力に見合うものでもないし(一部報道では県は活動実態なしとして助成金の支給はしていない、となっていました。)、奥廣氏の当初の目的は純粋に(単純に)地方創生/地域活性化や芸術に対して真摯に向き合っていたように思います。(あくまでも個人的な推測です。)
4.「奥廣 岳」氏は何者なのか?
主催者「総合ディレクター 奥廣 岳」氏に対するアーティストさん達の不信感は、双方のコミュニケーションを通して生まれたものだと思いますが、様々な方のSNSに書かれているように<主催者の奥廣氏が何者なのか素性不明>と指摘されている点も少なからずあるようです。
作家さんのSNSを拝見すると、「自分の住所、氏名は主催者はわかっているものの、主催者の身元がはっきりわからないので、これ以上の発言がこわくなってきた」とか「展示辞退の意向を示すと、作品展示にかかった搬入手数料を請求された」とか・・。
香川県で奥廣姓はあまり聞いたことがありません。
開催(展示)場所は、香川県東かがわ市引田(昭和の市町村合併前=旧引田町)。
建物からして旧家とわかる大きなお屋敷です。 「讃州旧陣屋」を名乗っていますが、 江戸時代の陣屋が今でも民家としていまでも現存しているものなのか? 陣屋でなく、本陣としても使われた旧家(地元の名家だった)なのでは? 陣屋と本陣を勘違いしているのでしょうか?
また讃州は讃岐の国を表す言葉ですが、本陣でも陣屋であったとしても、その建物の性格上 引田の地にあった屋敷名に讃州をつけた表記は、どうなんでしょう? 仮に陣屋であったとしても当時(江戸時代)に「讃州陣屋」と呼ばれたことはなかったと思うのですが・・。
引田町には有名な豪商の「讃州井筒屋敷」がありますが、井筒家が当地以外にあるため讃州井筒屋敷と名付けられていますが、、これは他国との同一名の家を区別するために違和感を覚えません。
話が横道にそれてしまいましたが・・。
旧家であることを考えると・・
古い引田町の電話帳でも参考になるはず・・。
十数年前の電話帳を見ても、引田町に「奥廣」姓はなし!
また「讃州旧陣屋」の所有名義人名は奥廣姓ではなさそうでした。 ただ所有名義人と(自称)奥廣氏の関係性を100%正確につかんでいるわけではないので、これ以上 言及することはさけておきます。
作家さんのSNSでも、「偽名なのでは?」と書かれていましたが・・。おそらく本名ではないのかも・・?
前回8月20日にアップした記事でもふれましたが、某作家さんが自身のxで奥廣氏の画像をアップしたとたん、それまで連絡のつかなかった奥廣氏から、肖像権、プライバシー権、名誉権・名誉感情の侵害をにおわされたリプライがあったお話を覚えていますか?
そして本記事の冒頭に書いたように、来客対応は帽子とサングラスで顔はわからないように完全武装。

本名を名乗らず、顔ばれもしないようにしているのは何故なんでしょうか?
こんな事からも、助成金目当てのイベントとか詐欺案件だったのではと訝しむ人がでてきていますが、前述のとおり 主催者の当初の思いは純粋に地域創生/振興と芸術に向き合っていたように思います。
だったら何故・・。
自称奥廣氏が何をしている人かは知りませんが、もし本業を持っていらっしゃる方だとしたら、本業に及ぼす影響を危惧でもしているのかなぁ?? しらんけど。(・∀・)
(本記事とは関係のない独り言です。→一部の大企業ではリモートワーク+地方創生/地域活性化を推進しているような昨今のご時世ですもんねぇ。 こんな対応をして”事”が大きくなって大丈夫か? (・∀・)サラニシランケド)
5.現在発生している主催者とアーティスト間のトラブル
本祭はもう終わりましたが、展示作家さん達が一番気をもんでいるのが、作品が無事手元に戻ってくるのかどうか。 そして現地に展示物を搬入した手数料が主催者から要求されていること。
作家さん達からしてみると、手弁当で出費と労力だけ使って、今になって搬入手数料を要求されたことに関し納得できないでしょう。
ただこの主催者は、「自分も手弁当で出費と労力を使っている。この労力は作家に代わって行ったものなので当然請求できる」という論理展開なのかもしれません。(推測です。)
このような段に至ったいきさつと、自分の労力の対価請求は別物と認識されているのかもしれません。
これから どのような形態で後祭が実施されるのかわかりませんが、これだけ主催者と作家さん達の心が離れてしまい、主催者が自身の瑕疵を認めず、自身の主張を一方的に貫くのなら、トラブルは続くものと思われます。
作家さんのSNSには、法的措置も視野に入れ、弁護士さんに相談される事も書かれていました。
作家さん達へ私からの提案ですが、弁護士費用捻出のため、寄付を募ってはいかがでしょうか?
今や全国的に知られるようになった今回のトラブル。
大勢の方からの支援を得られると思います。
「東かがわ国際芸術際」に関わった作家さん達がさらに横の連携を深め、情報を共有化して、事が解決することを願っています。
主催者の奥廣(自称)氏も、作家さん達同様 このプロジェクトの労力に見合った収入を得ているものではないことは理解できます。 ただ辞退するアーティスト者が続き、芸術祭の運営がスムーズにいっていない原因が、<運営者自身の行動・言動に起因するものなのか>、はたまた<他者からの妨害>と捉えるかのか・・。
私的には、主催者の思うところが全く理解できないことはないながらも、悪手を打っているように思えてしかたありません。
本祭期間も終了した今、さらにトラブルがエスカレーションしないように祈るばかりです。
6.この日(8/29)の出来事
冒頭のお話の続きです。
マスコミが取り上げだして以降、敷地内の展示物を鑑賞できたとの話がSNSで出てきたので、8/29 現地を訪れてみました。
奥廣氏と東かがわ市職員の方が屋敷に入って約30分後。
話が終わり、東かがわ市職員2名と中村氏が帰っていかれました。
そして奥廣氏は門を開け、「お待たせいたしました。展示説明できますが」と声をかけてもらいました。
私:「お願いします。中の展示物の写真を撮影してもかまいませんか?」
奥廣氏:「すいません、屋外の展示物の撮影はかまいませんが、敷地内の撮影はご遠慮願います。」
私:「はい、わかりました。」
奥廣氏:「入場に際しては無料で鑑賞いただけますが、お気持ちとしてご寄付をお願いしています。」
・・(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
最近入場していた人が展示作品の画像をSNSにアップしていたのに何故??
作品のキャプションがない等の実態を世に広めてほしくないためなのか?
しかも寄付金の要請。 普通なら鑑賞の機会の気持ちとして寄付するのですが、この寄付金が作家さん達にまわるとも思えず・・
・・「だったら結構です。」と屋敷に入り作品鑑賞することを断りました。
この後の回答はいっさいありませんでした。(ほぼ強制寄付?)
やはり、こうなるべくしてなったんだなあと・・。










































































